(写真:デュシット@バンタオビーチ)
はいはいはい。大体わかってきた。今一番必要なのは何も考えない、頭空っぽにする時間なのかも。
それから朝一の「チェ 28歳の革命」を見ようとお台場に来たらギリギリ遅れぎみで、チケット並んでたら本編始まる恐れがある時間だったので次の回にした。気を取り直すべくショッピングモール内のスタバへ。
これだ! かなり落ち着く。買い物客を眺めながら、カフェでまったり。もう自分が買い物しなくても誰かがしてるからいいや、みたいな気分。
よくネットショッピングでいつでも何でも買えるから、自分が所有しなくてもいいやって考え方になる時あるやん? あれの場所版。
香港旅行の時もそんな気分になったな。勿論こんな境地になるには何度もその場所に行き、地図が頭にインプットされてないとだめ。だってもし未知の場所だったら、自分の目で確かめて歩かないと気がすまない質(たち)だから。
こんな考え方の走りになった体験と言えば、隅田川の花火大会な。浅草まで行って、花火見ずに焼肉屋に行ったんですよ。で、外で大音響で花火やってるのに、古ぼけたテレビで肉焼きながら花火鑑賞してたのな。
浅草まで行ったんだからテレビでいいじゃん、過去に何回も生で隅田川の花火見たことあるし、みたいな気分? わかるかなぁ、共感できる人、握手!
こんな事を考えてたらもうお昼!になってたので、腹ごしらえはラーメン国技館で極一の黒トンコツ極めトロチャーシュー麺。一口麺を食べたら美味かったので、調子に乗って麺だけ食べて替え玉を一玉たのんだら、デフォルトの麺の量の二倍くらいの麺が出て来て焦る。それからスープをちょっと啜ってみたら、濃厚だけどあっさりしてて、コクが欲しかったな。初めの二口三口くらいが美味かった。
で、楽しみにしてた「チェ 28歳の革命」に挑む。こんな淡々とした戦争映画好き。どちらかというとキューバの歴史のお勉強。キューバに旅する時は役立つでしょう。なんつうか、キューバ行きてぇな。
でもな、別にスタバやこの映画もわざわざお台場まで来なくても、ホームタウンにあるんだよな。つまり、オレは何がしたいのかというと、やっぱり「外こもり」なんだなぁと実感したのでした。香港旅行で一番やりたかった事って、実はスタバでまったり街を眺める…だったのかもしれんな。もちろん未知な場所を旅する方(アドベンチャー)のもやりたいけどな、両極端というか。